PowerPointPrintJobExオブジェクトの解説

このオブジェクトはPrintJobオブジェクトの特別バージョンです。PrintJobオブジェクトの全機能に加えて PowerPointPrintJobExオブジェクトには多数のPowerPoint特有の機能が含まれています。

PowerPoint特有のオプションを設定しなくてはならない場合、PowerPointPrintJobEx またはPowerPointPrintJobのいずれかを通常のPrintJobオブジェクトの代わりに使用してください。しかし、PowerPointが取り扱えないドキュメントのプリントにはこのオブジェクトを使用しないでください。PowerPointPrintJobExがサポートしているファイルタイプにはPPTとPPTXを含んでいます。

PowerPointPrintJobExとPowerPointPrintJobはいくつか共通のプロパティを共有しますが、同様に両者の間には気をつけなくてはならない違いもあります。各オブジェクトがどのPowerPoint特有のオプションをサポートするか、必ずマニュアルを参照してください。つまり、PowerPointPrintJobExが2つのかなり異なる操作モードをサポートしているということです; これに関する詳細な情報については、NativeOfficePDFプロパティをご覧ください。

備考:PowerPointの技術的制限により、PowerPointPrintJobは一度に複数の変換を実行することが出来ません。複数のインスタンスからPrintOut メソッドを一度に実行できますが、実際の変換は一回に付き一度しか実行されません。またQueueWaitTimeout プロパティで設定された値以上に待ってしまう場合、待機中のプリントジョブがタイムアウトになってしまいます。

重要な注意事項:

PowerPointPrintJobExは、PowerPoint 2007またはPowerPoint 2010でのみ動作することを忘れないでください。PowerPoint 2007はOffice 2007用の無料の"PDFまたはXPSとしてセーブする"アドインがインストールされている必要があります。このアドインは、Microsoftから入手可能でeasyPDF SDKには入っていません。PowerPoint 2010はアドインを必要としません。

さらに、NativeOfficePDF がFalse(デフォルト値)の場合、PowerPointPrintJobExを使用するために、.NET 3.0またはそれ以降のバージョンでXmLite(XeLiteはOffice 2007の一部としてインストールされているはず)を持っていることが要求されます。もし、NativeOfficePDFがTrueであれば、この要求は適用されません。

VBScriptにおける使用例

Set oPrinter = CreateObject("easyPDF.Printer.7")
Set oPrintJob = oPrinter.PowerPointPrintJobEx
' PowerPoint特有のオプションを設定します。
oPrintJob.FrameSlides = True
oPrintJob.PrintOut "C:\input.ppt", "C:\output.pdf"

VB.NETにおける使用例

Dim oPrinter As Printer = CreateObject("easyPDF.Printer.7")
Dim oPrintJob As PowerPointPrintJobEx = oPrinter.PowerPointPrintJobEx
' PowerPoint特有のオプションを設定します。
oPrintJob.FrameSlides = True
oPrintJob.PrintOut "C:\input.ppt", "C:\output.pdf"

C#における使用例

Printer oPrinter = new Printer();
PowerPointPrintJobEx oPrintJob = oPrinter.PowerPointPrintJobEx;
// PowerPoint特有のオプションを設定します。
oPrintJob.FrameSlides = true;
oPrintJob.PrintOut(@"C:\input.ppt", @"C:\output.pdf");