easyPDF SDKでPDF作成時のタイムアウトの取り扱い
最終更新日: 2014年3月11日
BCLのPDF SDKは、たった一度の変換失敗で作成ライン全体をフリーズしないようにするため
のタイムアウト値を持っています。これらのタイムアウト値全ては、一般的に1または5分、デフォルト値を持っており、そして変換
のアスペクトが指定された時間以上に長くかかってしまう場合、いかなるPDF変換も終了させて
しまいます。タイムアウト自身はミリ秒刻みで定義されることを覚えておいてください。easyPDF SDKのために、全てのタイムアウトは、それらを0に設定することにより完全に働かな
いようにすることが可能です。この設定は、PDFそれ故に、この設定は作成環境のために推奨されません。しかし、PDF SDKをテストするときと
、より適切なタイムアウト値を決定するために便利です。
easyPDF SDKのために、いくつかのタイムアウトを持っています。 核となる3つは、PrintJobの一部であり、そしてWordPrintJob のような、全ての派生したPrintJob
オブジェクトによって引き継がれています。
- PrintJob.InitializationTimeout
Default = 1 Minute : Which determines how long the PDF SDK waits for the Host Application, such as Word, to start up.
- PrintJob.PageConversionTimeout
デフォルト=1分:各ページが変換される際、PDF SDKがどの程度の時間待機するかを決定します。
- PrintJob.FileConversionTimeout
デフォルト=5分:ファイル全体が変換される際、PDF SDKがどの程度の時間待機するかを決定します。
いくつかのPDF SDKオブジェクトはそれら自身の固有のタイムアウトも持っています。これらのタイムアウトは以下の値を含んでいます:
- WordPrintJob.AddInTimeout
プロセッサ負荷をとても大きくすることができるように、ConvertHyperlinksとConvertBookmarksがTrueの時に使用されます。
- ExcelPrintJobEx.ExcelTimeout
PDF SDKが、印刷時間を含まず、ファイルのXPS変換をどのくらい待機するかを決定します。
- PowerPointPrintJobEx.ExcelTimeout
PDF SDKが、印刷時間を含まず、ファイルのXPS変換をどのくらい待機するかを決定します。
- PublisherPrintJobEx.ExcelTimeout
PDF SDKが、印刷時間を含まず、ファイルのXPS変換をどのくらい待機するかを決定します。
- VisioPrintJobEx.ExcelTimeout
PDF SDKが、印刷時間を含まず、ファイルのXPS変換をどのくらい待機するかを決定します。
- WordPrintJobEx.ExcelTimeout
PDF SDKが、印刷時間を含まず、ファイルのXPS変換をどのくらい待機するかを決定します。
- OutlookPrintJob.QueueWaitTimeout
OutlookPrintJobはマルチスレッドができません。そしてこのオブジェクトは、各ジョブがキュー内にどのくらい待機するかを決定します。
- PowerPointPrintJob.QueueWaitTimeout
PowerPointPrintJobはマルチスレッドができません。そしてこのオブジェクトは、各ジョブがキュー内にどのくらい待機するかを決定します。
- PowerPointPrintJobEx.QueueWaitTimeout
PowerPointPrintJobExはマルチスレッドができません。そしてこのオブジェクトは、各ジョブがキュー内にどのくらい待機するかを決定します。
easyConverter SDKの ( PDFをWordへ変換する)ために、たった一つのタイムアウトがあり、Converter.FileConversionTimeoutです。しかし、easyPDF SDKのタイムアウトと異なり、0設定することで無効にすることはできません。0ミリ秒で全てを完了しない場合、タイムアウトを0に設定した際、その後アプリケーションがタイムアウトになります。
一般的に、タイムアウトに到達した場合、BCLのPDF SDKはジョブをキャンセルし、キャンセル
を引き起こしたタイムアウトをはっきり示すエラーを報告します。
ではありません。 もしPDF SDKがフリーズし、タイムアウトがジョブをキャンセルした場合、PDF SDKが受け取って
いたエラーを代わりに報告しようとします。エラーが断続的であったり、マシンの処理負荷に関連しているようならば、タイムアウトを延長し
たり無効にすることが、トラブルシューティング始める絶好の場になります。
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